

1976年大阪府出身、現在はフランス・パリ在住。2001年初頭にPROGRESSIVE FOrMから自身にとってのファースト・アルバム「SILICOM」をリリースして以来、コンピューター/ソフトウェア・ベースの創作活動を中心としながらも自らの方法論を常に冷静に見つめ続け、独自の音楽表現の領域を力強く押し広げる気鋭のアーティスト。
現在エレクトロニカ/IDMと一般に呼ばれる音楽の多くがメタ・テクノ的で無機質な指向に陥っているのとは対照的に、青木孝允が作り出す音楽は同じくコンピューター・ベースで作られていながらも驚くほどフィジカルで生き生きとした躍動感と独特の透明感に満ちあふれている。あらゆる表現手法、あらゆるソフトウェアを貪欲なまでに試行し、CPUを極限までドライヴさせる一見過激とすら思えるそのスタイルの中にはリズムとグルーヴ、つまり音楽という芸術表現の最も根源的なものに対する揺るぎない敬意と探究心が脈々と流れており、それがこの青木孝允という傑出した1人のアーティストの生み出す音楽を実に魅力あるものにしている。


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