

2001年イタリアにて、当時13歳のエマヌエーレ・シアンチオ(Gt)を中心に結成されたLiving Corpse。結成後すぐに本格的に活動を始めた彼等は、2005年に自主盤で「The Redline」を発売し、Arch Enemy等が出演したhe Hellbound Tour 2005のオープニングアクトを務め、一躍デスメタル・シーン注目の新人としてコアユーザーの間で話題となる。メンバーそれぞれがPink Floyd、TOOL、Slipknot、Foo Fighters、 Aphex Twin、The Prodigy等、違う音楽のバックグラウンドを持つ彼らは、2005年の自主盤リリース以降も精力的にヨーロッパ各国でライブを行う中で、バンドが追い求めているサウンドを追駆すると共に、独自のファン層を獲得。そして2010年にCoroner Recordsよりリリースされた1stフルアルバム「Metaphysical Collapse」において遂に自らが追い求めてきたスウェーデン・デスメタル直系のサウンドを手に入れることに成功した彼らは、その後イタリア・メタル界の重鎮Ettore Rigottiと力を合わせ、さらに独自のサウンドを追求。同年、新メンバーを加入させ、ツインヴォーカル・ツイン・ギターの新たなミュージック・スタイルを確立。2011年4月には、Disarmonia Mundi、DESTRAGE、LIVING CORPSE、そして日本のBLOOD STAIN CHILDなど豪華な顔ぶれが名を連ねたジブリアニメのテーマ曲をデス・メタルカヴァーするImaginary Flying Machinesに参加し、日本のキッズのファンの心もガッチリ掴んだ。そして2011年12月、盟友Ettore Rigottiのプロデュース・マスタリングで製作された待望の2ndフルアルバム「And Everything Slips Away」を引っさげて待望の日本上陸を行う。Architects、Parkway Drive、Bring Me The Horizonといったメタルコア〜デスコアのバンド達と肩を並べるゴリゴリのサウンドと、カオスティックに絡み合うデス・ツイン・ヴォーカル、そしてUnderoathも度肝を抜くクリーンパートを絡めた絶妙な展開がまるで重戦車のような勢いで終始一貫突き進んでくる本作は、Bring Me The Horizon以降、圧倒的なカリスマを欠いていたデスコアシーンに革命を起こす事は確実である。バンド結成時から自らのサウンドを終始追い求めてきた彼等が10周年を迎える今年、10年の時を経て手に入れることに成功した唯一無二のカオスティクなサウンドと共に、シーンの新たなカリスマになることは時間の問題かもしれない。


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